NAGASEグループ ナガセテクノエンジニアリング株式会社が開発・販売するフィルム検査装置SCANTEC、ELEMENTSⅡ

画像処理:フィルタ処理(1)

空間フィルタ

周辺の画素データを利用して注目画素のデータを置き換える手法です。
例えばラインセンサカメラの奇偶数のばらつき補正に用いられる3画素移動平均もフィルタ処理の一部になります。

◆例:3画素移動平均(1,2,1/4)
ラインセンサカメラの情報は、1列の受光量の値となっています。
この一部を自分(n番目)を中心に表示すると、

・・・,n-3,n-2,n-1,  n,n+1,n+2,n+3,n+4,・・・
・・・,120,122,124,122,120,122,124,122,・・・

n番目の自分の値122の2倍と、1つ前の値124の1倍と、1つ後ろの120の1倍と、足して4で割った値を自分の値に置き換えます。

これをすべての画素について実施すると、

・・・,n-3,n-2,n-1,  n,n+1,n+2,n+3,n+4,・・・
・・・,120,122,124,122,120,122,124,122,・・・

処理後には下記となります。
       ,122,123,122,121,122,123,       

空間フィルタ
フィルタ処理実施によりノイズ成分が抑えられる結果となります。


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移動平均の考え方をより大きな範囲で適応させデータ加工を行う機能です。
薄いムラの検出、地合いノイズの除去などに有効です。

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